「住めば都」は自分で創る 独自の仕事で地元貢献を オオタケコウスケさん

Uターンのきっかけは何ですか

生活の変化や将来のことを考えて仕事を辞めたことがきっかけです。
家庭のことや仕事でも職場の異動があり、疲れも溜まって大きなミスをしたので、責任を取るという体で退社しました。
自分としてはちょうどいいタイミングでした。
実家に預けていた子どもが小学校に入るし、一緒に暮らしたかったので。
親も高齢になってきていました。自分の年齢がもっと高齢になっていたら、改めて地元で何かを始めるのは難しいかもしれない。
今が戻るチャンスだな…と素直に思いました。

Uターン前の不安、躊躇などはありましたか

ありませんでした。長男ですし、いつかは地元に帰らなくてはいけないと思っていたので。

実際にUターンしてどうですか(生活面、地域について、長岡について)

「住めば都」とはよく言ったものだと思います。
環境は自分でつくるものだと思うので、それを考えれば田舎は都会よりも自分の好きな環境をつくりやすいのではないかと思います。
昔と違い、ネットがあるので、欲しいものはいつでも探せますし。
地域については、まだ色々と観察しているところです。
ありがたいことに、地域振興に関わるお仕事をいただく事もあり、とても勉強になっています。
もっともフリーランスですし、まだ地元では始めたばかりですから、仕事の数自体は少ないです。
ただ、「その分」と言うと語弊がありますが、時間があるので一つ一つのご依頼に対して、じっくり考える時間を取れていますから、他とは少し毛色が違うご提案ができているような気がします。
お客様には「普通のもの、今まで通りをご希望でしたら、私でなくともよろしいかと…」などと言っているものですから、果たして稼ぐ気があるのか、自分でも疑わしい気持ちになったりします。
毎週土曜にデザインとお絵描きの教室というのをやっていて、まだ上手にアピールできていないせいもあり、軌道には乗っていませんが、試行錯誤して少しずつでも人が集まってくれたらと思っています。
通り一遍のデザインやサービスは、クライアントさんにも地域にもあまりプラスに影響しないかな…と思っているので、独自の視点で地元に貢献できる仕事をしたいと思っています。

プロフィール

1971年3月長岡市栃尾本町出身。
高校卒業後、東京の大学へ。都内のゲーム会社に就職(2年間在籍)。
その後、デザイン事務所を経てフリーランス及びインストラクターに。
子供を実家に預けており、小学校入学のタイミングで帰郷。
家業を手伝いながら、フリーランスとしてのデザイン業とデザイン・お絵描きの教室を運営。

【インタビュー日:2015年1月19日】