地元の魅力は自分で創る 今井 進太郎(いまい しんたろう)さん

Uターンのきっかけは何ですか

元々、将来は家業を継ぐつもりでした。
ところが大学在学中に父から「お前はお前のビジネスを見つけて帰ってこい」と言われて。
父も同じくらいの年の頃に、当時の家業だった家庭金物の分野から建築資材部門を新たに開拓しました。
私も時代に応える経営を求められたのだと思います。
大学卒業後はすぐに地元に戻らず、東京のマーケティングコンサル会社で修業しました。
東京の大企業相手にビジネスを実践する中で、このノウハウは故郷のために役立つ、必要とされるものだと感じました。
また、結婚を決めたこともあり、妻も長岡出身で同じく東京にいたので、二人で故郷に戻って仕事をしようと決めました。

Uターンするにあたり、不安や躊躇は?

マーケティングというビジネスが新潟で受け入れられるのか不安に思ったことはあります。
ただ、東京に身を置いて計画していても本当のことは分かりません。
地元でビジネスをするには地元を知らなくてはいけません。
飛び込めば答えが見つかるだろうと考えました。

実際にUターンしてみてどうですか?

高校時代まで長岡にいましたが、そのころ知っていた魅力と、今知っている長岡の魅力は100倍以上違います。
仕事を通じて色々な企業様とお付き合いをさせていただいたり、地域活動をする中で見えてきたものです。
青年会議所に入ったことも大きかったですね。
長岡市は市民協業が盛んで、地元を創り上げる気概にあふれています。
長岡の夏の風物詩長岡花火で打ちあがる「フェニックス花火」は中越地震からの復興を祈る市民の力が集まって打ちあがりました。
長岡はモノづくりも盛んですし、地の利を生かした農業の分野も力強く、広い分野で大きな魅力と可能性を持っています。
マーケティングを通じて地域と共に広い世界へ、時代を超えて全国・世界に挑戦していきたいと思います。

プロフィール

1979年1月長岡生まれ
長岡高校卒業後大学進学のため上京。
大学卒業後は東京のマーケティングコンサル会社に入社。
帰郷し父の建築資材販売会社に入社。
2006年にコマスマーケティング(現グローカルマーケティング)設立。

【インタビュー日:2015年3月】