山古志の魅力伝える 川上 沙織(かわかみ さおり)さん

Uターンのきっかけは何ですか

東京の短大を卒業後、地元山古志への想いが強まりUターンしました。
地元を離れる前は兄弟が進学で上京しているのを見て、自分も一人暮らしがしたいと考えていたのですが。

Uターン前の不安、躊躇などはありましたか

不安や躊躇は特にありませんでした。何よりも地元に戻りたい気持ちの方が大きかったです。

実際にU・Iターンしてどうですか(生活面、地域について、長岡について)

知り合いがすぐそばにいて、周りの人に見守られる安心感は、地元を離れては得難いものだと思いました。
Uターン後は、2004年に発生した中越地震からの復興と山古志の魅力を伝える交流施設のスタッフになりました。
地震の時は小学生でしたし、人に教えられるほど地元の魅力を知らないということに気づき、改めて勉強しました。
やはり、地震の前から進んでいた過疎化が止まらないことが気がかりです。
もちろん、無くなることはないと思うのですが、山古志がずっと山古志のままで残っていってほしいと思いますね。
地域を盛り上げるために、外から人を呼び込むことも大事なことですが、中の人が楽しく暮していけることも大切、そうかと言っても地元の方でなくとも地域のために頑張っている方もいらっしゃるので、誰しもが必ず村にとどまる必要もないとも考えています。
地域に住む人だけでなく、山古志に関わってくれる人たちを増やして、その関係を絶やさないようにしていきたいです。私も微力ながら山古志の魅力を伝え、地域を応援していきたいと思います。

プロフィール

長岡市山古志出身。
小学6年生の時、中越大震災に遭う。
ヘリコプターによる全村避難、避難所や仮設住宅での生活、帰村を経験。
東京の短大を卒業後、生まれ故郷の山古志に戻る。
現在は、震災を乗り越え復旧・復興へと歩み続ける山古志を紹介する『やまこし復興交流館 おらたる』のスタッフ。
自らの被災・避難体験を交えながら展示スペースを案内したり、近郊の小中学校に出向いて体験談を話したりしている。

【インタビュー日:2015年4月8日】