季節の長岡暮らしインタビュー_夏vol.1_花火の街


堀美穂さんプロフィール

大学卒業後、地元の横浜で製薬会社の営業として従事。夫のUターンに合わせて縁もゆかりもなかった長岡へ。持ち前のどこへ行っても楽しめる精神から今では長岡在住4年目。
2016年2月には娘を出産。長岡での暮らしは子育て施設が無料だったり、子育てしやすい!と実感中。

長岡暮らしの先輩に聞く!季節の長岡インタビュー vol.1_花火の街ながおかの夏 ~花火があれば乗り切れる!?一年の楽しみは長岡花火~


長岡の夏といえば、やはり花火。家でも職場でも日が迫るごとに花火にまつわる話が増えてきます。
今回、結婚を機に神奈川県横浜市から長岡市に移住した堀さんに、お話を伺いました。

1.長岡花火を前に、街も私もそわそわ

  

堀さん:長岡花火の日が近づくにつれ、街は花火モードに。いたるところにポスターが掲示され、駅前のアーケードには横断幕が。スーパーで流れる音楽は「長岡甚句」に変わります。花火の日は会社がお休みになるところもあると聞いて、地元の皆さんのただならぬ思い入れを感じます。この時期は家庭でも職場でも営業先でも話題の中心は花火になります。実家のある横浜にも花火大会はありましたが、ここまで特定の花火大会で街が一色になることはないので、初めての年は驚きました。

初めて長岡の花火を見たときの感動は今でも忘れません。視界に入りきらないほどの花火なんて、都会では見たことがありませんでした。
生まれ育った横浜の街がちょっと遠く感じても、長岡の冬が辛くても、花火があれば乗り切れます。一年で最も楽しみにしているイベントと言っても言い過ぎではありません。

2.長岡の一大イベント!早めの準備が大事です



花火の当日は街中が混雑するので、早めの行動が大事です。

渋滞に巻き込まれる可能性があるので、平日ならあまり遅くならないように仕事を終えて会場に向かいます。朝から場所取りをする人もいるのですが、炎天下で場所取りするのは大変なので、いつも有料席のチケットを購入しています。
夕暮れ前に会場に入って早めの晩ごはん。お漬物や枝豆、のり巻きなどを軽めにいただきます。新潟の方が大量の枝豆を食べることを知って驚いたのも長岡花火が最初です(笑)。

会場となる信濃川の河川敷はすごい人。トイレに行って迷子にならないよう注意が必要です。
笑い話で、地方から上京した人が都会の人混みを見て「何かのお祭だと思った」という話を聞いたことがありますが、河川敷に集まった多くの人たちを見ると「これこそがお祭だ」と納得します。私も含め、みんなが長岡花火という一つの目的で集まっていると思うと感動さえしてしまいます。
長岡の夏は「雪国」なんて忘れてしまいそうな暑さ。昼間は本当に暑いのですが、夕方には心地よい風が吹き抜けます。

3.感動!絶頂!みんなの花火!

ファンファーレが鳴って、まだ空が明るいうちから花火が打ち上がります。広い空に一発、「白菊」という真っ白な花火。ドーーン!と「お腹に響く」という表現がぴったりなすごい迫力。都会にはない解放感と河川敷の草木の匂いと、大きな花火。始まったばかりなのに涙が出そうになるのは不思議です。

長岡の花火が単に夏祭りを盛り上げるためでなく、戦争や震災が深く関わっていることを、最初は知りませんでした。回数を重ねるごとに感動も大きくなるような気がします。

長岡の花火で面白いと思うのは、協賛企業の名前が挙げられること。次の花火を知らせるファンファーレと一緒に「○○の花火♪」とアナウンスが流れると、地元の方たちの「お!あそこの花火はいいぞー!!」の声が。そういえば、夏になると街角やデパートには花火募金がちらほら。「みんなで上げる、みんなの花火」という雰囲気が長岡の花火が愛される理由なんじゃないかなと思います。

時間が進むにつれて迫力を増していく花火は視界に入りきらないほど。都会の花火はビルや物陰に隠れてしまうことが多かったのに、感動して言葉になりません。

4.一体感に感動!帰り支度は余裕を持って!

最後は感動のフィナーレ。ライトを手にもって花火師さんに感謝の気持ちを伝えます。
みんなが一斉に「花火師さーん!ありがとうー!」とライトを振ります。信濃川の河川敷全体が天の川のようで圧倒される美しさです。

感動しつつ片づけ開始!スムーズに帰路に着くために早めの準備がおすすめ。周りの人の手際の良さに毎年関心しています。帰り道は余韻に浸りながら自宅までゆっくり歩いて帰ります。会場近くや駅前に車を止めると大渋滞につかまってしまうので、この日ばかりはゆっくりが肝心です。

長岡花火に限らず、毎週どこかで花火の音が聞こえてくるのが長岡の夏。長岡といったら花火です。