季節の長岡暮らしインタビュー_夏vol.2_食材が季節運ぶ

 

羽根豊さんプロフィール

千葉県柏市生まれ。東京でレストランシェフなどを経験後、結婚を機に長岡にIターン。長岡在住5年目。2017年9月に坂之上町に「ひげとワイン」をオープン。

長岡暮らしの先輩に聞く!季節の長岡インタビュー
vol.2_食材が季節を運ぶ


豪雪と年間を通じた高い湿度、肥沃な大地が育む農産物が目白押し。食卓に並ぶ食材から季節の移ろいを感じることも多いのではないでしょうか。
今回は、最近坂之上町にレストランを開いた羽根さんにお話を伺いました。

1.夏を知らせる食材たち

羽根:長岡の夏といえば、料理人としては食材が気になるところ。やっぱり「長岡野菜」です。雪国新潟では、冬になると生産できる野菜が一気に少なくなります。当たり前のことのようで、他の地域と比べると大きな違いですよね。
料理にはできるだけ地域の旬のものを使いたいですね。長岡の夏は、おいしいトマトやナスがたくさん取れますし、この地域には欠かせない存在の枝豆やイトウリなど特産の食材が多く、料理人としては気になる存在です。(写真右下=かぐらなんばんを使ったパスタ「しらすとかぐらなんばんの手打ちタリアテッレ」)

2.料理人として地域とつながる


長岡に移住して5年目になります。最近は近隣の農家さんとのつながりもでき、朝取り野菜を取りにお邪魔することも。千葉も農業が盛んですが、長岡の農家さんも元気でこだわりを持っている。私はもうすぐ40歳になるんですが、「これから地域でどう生きていくか」そんなことを考えている同年代の方も多く、関わるたびに楽しいです。料理人として、食材の作り手の方には頑張ってもらいたいですよね。私も厨房に立ちながら応援したいと思っています。

 

3.家族でのんびり過ごす長岡の夏


まだ子どもが小さいので、プライベートな時間は家族で海や丘陵公園でのんびり過ごします。立派な子育て施設で涼みながら過ごすことも、プールも近くにあって、子どもを育てる環境としては都会より良いかなと感じています。夫婦でお店を営むので、手助けしてくれる家族が近くにいることも安心です。豊かな自然がそばにあって、気軽にアクセスできるのも、山も海も近くにある長岡ならではのことです。

4.長岡の四季と人


長岡に移住して最初の年は、晴れない冬に結構びっくりしましたね。


長岡にやってきたのは3月。夏は「意外に暑いな!」と思ったけれど、秋から冬が終わるまでずっと曇り空で。なんで晴れないの?と思ったくらい。東京ならずっと晴れで、朝なんて清々しいくらいだったけど。でも、結構何とかなっちゃってるから、大丈夫です(笑)。


5年過ごしてきて感じることは、長岡の人は温かいなって思います。優しいんですよね。これは地域柄だと思いますし、花火や自然が芽吹く夏や厳しい冬、季節も大きく関係してるんじゃないかと思います。