長岡是好日

2018.07.20

今後の予定


またぞろ、東京に用事があって降り立ったのは池袋。
学生時代によく世話になった高速バスで4時間弱。
最近はもっぱら新幹線の移動に慣れてしまったのか、練馬を抜けるころにはちょっと疲れてしまっていた。

用事は渋谷で17時。
昼過ぎに着いたのでまだ時間に余裕がある。この夕方の予定以外に何も用意してこなかったので、さてどうしようとなった。
とりあえずは昔のように、クラシックカメラでも物色しようと新宿へ。
馴染みの店主が別の人に変わっていて少し寂しく思ったり、自分が学生のころから同じ場所に陳列されているであろう、いわゆる名機と呼ばれるカメラに二束三文の値札が付いていたりして。

しかも、自分も安いからといって欲しいとも思わなかったりもして、センチメンタルな昼時になった。

「行けば来る」都会の電車のように、適当に歩いていれば何かあるかもと、歩き出した。
しかし、どこまでも言っても街が続く。
どこまでも店、店、店、人、人、人。
すさまじい。そしてしかし、目的がないと足を止めることがない。
東京なら何かしらと思っていたのに、どこにも立ち寄らず、結局数時間歩きとおした。

もうすぐ神宮球場というところで、ふと目線を前にやると巨大な鉄骨が目に入る。
建設中の新国立競技場だ。
そういえば今が2018年で、あと2年かと。
骨組みの階層の中では、作業員の方々は米粒のように小さく見えた。
しばらくの間眺めていたが、僕以外に立ち止まる人はおらず、僕もまた歩き出した。
まだ2年ある。

そのあとも、縁もゆかりもない神社に参ったり、どこにつながるか分からない路地を歩いてみたり引き返してみたり(迷子ではない)して、用事の時間にたどり着いた。
用事というのはあるバンドのライブだったのだけれど、平日だったから仕事終わりや学校終わりに駆け付けたという恰好の人も多かった。

日ごろの運動不足にはちょうど良いとか付け加えながら、割合やみくもに20キロ近く歩いてしまって汗だくで会場入りする自分を顧み、東京が日常という風情を味わいたかったのかもしれないと思った。

帰りは新幹線で長岡まで。
駅前にたたずめば、長岡まつりに向けて日増しに熱を帯びるのを感じる。
楽しみだ。
結局のところ、東京も長岡も、今後の予定があるのか、それが楽しみなのかが問題だ。

例えば都会で暮らす皆さん、帰郷の予定はいかがでしょう。
とりあえずは、長岡花火でお待ちしております。