こんにちは、夜桜です。
文系の方でプログラマーになりたい人も多いと思いますが、プログラマーは理系のイメージが強いと思います。
文系からプログラマーになることができるのか?また、その場合きついのか等、不安に感じている方に向けて、文系からプログラマーになり活動している私自身の経験も踏まえながら解説したいと思います。
目次
文系出身プログラマーについて
結論から言いますと、プログラマーに文系、理系は関係ありません。
下記に根拠を解説します。
数学知識はほとんど必要無い
プログラマーは数学の知識が必要だと思われがちですが、正直数学の知識はほとんど使いません。
たとえば方程式だったり、何とか理論だったりなどそういった知識は必要なく、四則演算(足し算、引き算、掛け算、割り算)ができれば問題ありません。
文章力が必要
意外と思われるかもしれませんが、プログラマーに重要な要素として文章力が必要な場面が多いです。
プログラマーはプログラムの作成だけでなく、プログラムを作るための設計書であったり、お客様に説明する資料だったりと作成することがあり、その際に文章力が求められます。
ちなみに、プログラマーからシステムエンジニアになる際は文章力やコミュニケーション能力はかなり問われると思っておいてください。
文系プログラマーはきつい?
プログラマーは文系・理系関わらずにきついと思われる要素が存在します。
その要素について解説します。
プログラム作成がつまらない人
プログラマーは仕事の半分以上はプログラム作成を行います。
プログラム作成はひたすら文字の羅列を書いていくようなものです。
この作業がそもそも苦痛に感じてしまう人はプログラマーは厳しいと言えるでしょう。
プログラム作成が多少苦痛でも、自分が作成したプログラムが正常に動作して喜びを感じられる人はプログラマーに向いていると思います。
日々勉強が必要
IT業界は日々新しい技術が誕生します。
その為、日々勉強していかないと時代に合ったスキルが身につかなく、給料も上がっていきません。
プログラマーとして活躍していく為には、業務時間外にも勉強する必要があります。
拘束時間が長くなる傾向がある
プログラマーにはシステムの納期があり、納期までに必ずシステムをお客様に提供する必要があります。
その為、プログラム作成に手間取ってしまい、時間が予想以上にかかっている場合は残業して遅れを取り戻す必要があります。
また、お客様からのシステムの仕様変更が入った場合も同じように対応する必要があります。
プログラマーは他の職業より時間が読みづらく、拘束時間が長くなることが多い職業と言えます。
文系出身プログラマーのメリット・デメリット
次に、文系出身プログラマーのメリット・デメリットについて解説します。
文系出身プログラマーのメリット
文系出身プログラマーの一番のメリットは国語力と言えます。
前述しましたが、プログラマーはプログラムを作るだけでなく、資料を作ることが多い職業です。
その際、文系出身の場合、国語関係の経験が理系の方より豊富である為、その力を活用することができます。
文系出身プログラマーのデメリット
文系出身プログラマーより理系出身プログラマーが優れている点は論理的にプログラムを作成する力だと言えます。
プログラム作成に数学の知識はほとんど必要ありませんが、効率的なプログラムを作成する為には論理的思考が重要となってきます。
同じシステムを文系・理系の人に作成してもらった時に、文系の方は冗長なプログラムになりやすく、理系の方は完結に短いプログラムになりやすい傾向があります。
論理的かつ簡潔にプログラムを作成できるようになるまでが少し苦労すると思われます。
文系・理系は関係ありません
前述した通り、文系にも理系にもメリット・デメリットがありますので、文系・理系に拘る必要はありません。
文系の方は文系で、理系は理系で知識を生かしつつプログラマーを目指して頂ければと思います。
重要なことは『プログラマーは日々勉強が求められる』ということです。
この世界は日々新しい技術が出てきます。プログラマーで大変なことはそういった技術に追いついていくために日々勉強をする必要があります。
良くも悪くもプログラマーは自身のスキル能力の高さによって給料が変わってきてしまいます。
しかし、身に付けたスキルがしっかり評価されやすい職業でもありますので是非頑張ってください。
プログラマーの年収については下記をご覧ください。
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