この記事では下記ポイントについて解説します。
ポイント
ソフトバレーボールについての基礎知識
6人制バレーボールとの違い
最近社会人にとても人気が出ているソフトバレーボールについてご存じですか?
誰でも気軽に始めることができ、普通のバレーボールより少ない人数でプレーすることができることが魅力のスポーツです。
ここではソフトバレーボールのルールや基礎知識について解説していきます。
目次
ソフトバレーボールとは?
ソフトバレーボールは日本バレーボール協会が健康の保持・増進やレクレーションを目的に普及を開始したスポーツです。
学校でも触れたことのある人は多いのではないでしょうか。
皆さんが思い浮かべるバレーボールは硬いボールを使用しますが、ソフトバレーボールは当たってもそんなに痛くないゴム状の柔らかいボールを使用します。
4人で1チームとなりコートの広さはバドミントンのコートと一緒、ネットの高さは2メートルと6人制バレーボールに比べて誰でも気軽に参加できる形となっています。
下記にソフトバレーボールの特徴を記載します。
・4人で1チーム、試合は合計8人で行うことが出来る。基本的に男女2人でチームを組む(メンズのみの大会やレディースのみの大会もありますが、メジャーな大会は男女2人ずつとなります)。
・ボールは硬いバレーボールよりも大きく、ゴム状の柔らかいソフトバレーボールを使用する(メーカーはモルテン、ミカサ)。
・ネットの高さは2メートル。ルールは6人制バレーボールとほとんど一緒(相違点は後程解説します)。
・点数は15点先取。デュースは17点まで(17点目を取った方がセットを取得する)。
6人制バレーボールをやったことのある方は基本的なルールは一緒である為、容易にルールを出来ると思います。
初心者の方でも柔らかいボールを使用する為、当たってもあまり痛くないですしボールが大きくて上がりやすい、ネットが低く強いスパイクが打ちやすいなどの理由から社会人から始める方も多くいます。
ソフトバレーボールのルールと基礎知識
前述しましたが基本的なルールは6人制バレーボールとほとんど一緒です。
ここではソフトバレーボールならではのルールや知識を記載していきます。
男女で役割が異なる
6人制バレーボールではポジションによって役割が異なります。
しかし、ソフトバレーボールは男女2人ずつでチームを組む特性から、
・男子はサーブカット、スパイク、ブロックを主に担当
・女子はトス、スパイクレシーブを主に担当
という役割となっています。
ただ、これはあくまでこういった形で担当を分けているチームが多いということであり、男子がトスを上げてもいいですし女子がスパイクを打っても問題はありません。
前衛後衛の概念が無い
6人制バレーボールでは前衛後衛の概念があり、後衛の選手はアタックラインより前でスパイクを打ってはいけないというルールがありますが、ソフトバレーボールでは前衛後衛はありません。
その為、サーブを打っても前でスパイクを打ってもかまわないですしブロックも問題ありません。
ブロックでオーバーネットをしてはいけない
6人制バレーボールでは、ブロックの時にネットより前に出してブロックをしても問題ありません。
ソフトバレーボールはトスを上げる時もそうですが、ブロック時もオーバーをしてはいけません。
6人制バレーボールからソフトバレーボールを始めた人はほとんどの人がこの差にびっくりします。
正直に申し上げますがこのオーバーの判定、凄く厳しいです。
少しでも手が前に出ていると容赦無くオーバー判定をもらいます。
ソフトバレーボールのブロックはワンタッチを取る、ということに意識を変える必要があります。
身長が低い人でも活躍することができる
バレーボールは正直、身長が高い人が有利なルールとなっています。
ソフトバレーボールも身長が高い人の方が有利ではありますが、ネットが2メートルということもあり男女共に強いスパイクを打つことができます。
また、先ほどブロックのことについて述べましたがブロック時もオーバーすることが出来ないこともあり、ブロックを利用した点の取り方やオーバーブロックを誘うプレーなど、いろいろな方法で点を取ることが出来るルールとなっています。
身長が高い人やジャンプ力が高く打点の高い人は上での勝負に特化してもよいですし、高さはあまりなくてもいろいろな方法で点を取る方法に特化してもよいです。
基本的にはチーム2人点を取るプレイヤーが必要になりますので、片方は高い人、片方はいろいろな点の取り方を知っている人が組んでいると相手チームからするととてもやりづらいチームとなります。
大会や交流会は年齢別で参加することができる
ソフトバレーボールは今とても熱いスポーツとなっており、毎週のようにどこかで大会や交流会が開催されています(基本的に日曜日に行われることが多いです)。
大会や交流会は自分の力を試す良い機会かつ目標となるのでモチベーションを保ちやすく、沢山の人と一緒にソフトバレーボールを行うことが出来ます。
基本的に1つの大会でいくつかのカテゴリーが用意されています。
・年齢制限無しのフリー(ただし、社会人であること)。
・30代の男女、40代の男女のブロンズ
・50代の男女、60代の男女のシルバー
・60代以上の男女2人ずつ
基本的に自分の同世代の人達とソフトバレーボールを行うことができます。
上に書いてある通り60歳以上のカテゴリーを含んだ大会が多くあり、年齢が高齢になってもソフトバレーボールは続けることが出来るようになっています。
出会いの場が広がる
これを記載するかとても悩みましたが、男女でチームを組むという性質上、男女の出会いの場になることもあります。
純粋にソフトバレーボールに取り組んでほしいという気持ちはありますが、真剣に楽しくソフトバレーボールをしている中で、意気投合し、付き合う、結婚するというのを否定するつもりはありません。
私の知り合いにもソフトバレーボールを通じてカップルとなり、結婚した人達を多く知っています。
この場合、共通の趣味がソフトバレーボールになりますので、2人一緒のチームで楽しくプレーすることも可能です。
気軽にソフトバレーボールを始めてみよう!
ソフトバレーボールのルールや基礎知識について解説しましたがいかがでしたか。
ソフトバレーボールの特徴は誰でも気軽に参加でき、年齢を気にせず始めることができます。
今は沢山のチームがあり、ホームページやSNSで初めての人でも気軽に参加出来る環境が沢山ありますので、興味を持って頂けた方は是非参加してみてください。
ソフトバレーボールの上達方法については下記をご覧ください。
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