この記事では下記ポイントについて解説します。
ポイント
バレーボール初心者へのスパイクの打ち方
バレーボールでアゴを引いてプレーすることの重要性
今回はバレーボールを始めたばかりの初心者やスパイクがうまく打てない方に向けて、スパイクを打つ時のちょっとしたコツについて紹介したいと思います。
意外とバレーボールを長く続けている方にも参考になる内容だと思いますので是非ご覧頂けたらと思います。
バレーボール初心者はスパイクの時にアゴを引こう!
監督やコーチからアゴを引いて打つようにという指導は結構多くの方が受けてきていると思います。
それを何故ここで紹介するかというとこれが本当に重要だからです。
スパイクを打つには、さまざまなポイントがあります。
・左手(左利きの方は右手)を打つ時にしっかりと上げる。
・頭の45度前でボールを捉える
・打った後、しっかりと左手(左利きの方は右手)を引く
等、気を付けないといけないことがたくさんあります。
その際、何故アゴを引いて打たないといけないかというと、アゴが上がってしまうと、ボールを捉える位置が上でとらえすぎてしまい、アウトを打ってしまうようになります。
また、アゴが上がっている為にボールに力が入らず、力強いスパイクが打てなくなります。
このアゴを引くということが意識出来ていないと、
・調子が悪い時、アウトばかり打ってしまう原因が分からない(大体の原因がアゴが上がってしまってボールを上で捉えすぎている為です)。
・試合終盤、疲れてきた時にアウトや弱いスパイクとなってしまい、相手に拾われてしまう。
このような事態を招いてしまうわけです。
アゴを引くということは、意識していれば比較的容易に修正できます。
他のフォームを直す内容よりも難易度が低い割に、効果が大きく発揮されます。
バレーボールはどのプレーにおいてもアゴが上がってしまったらその時点で負けだと思うくらいの気持ちで意識してもらえたらと思います。
アゴを引くことでレシーブやトスも上達する!?
先ほど、バレーボールではどのプレーにおいてもアゴが上がってしまったら負けだと記載しました。
その理由として『バレーボールは常に上目遣いで勝負するスポーツ』だと認識しましょう。
レシーブする際、アゴが上がっていると前に落ちるボールに対応出来なくなります。
なぜなら、アゴが上がっていると体重が後ろにかかりやすくなっており、前に出なければいけないという咄嗟の動きの際にその動作が遅くなってしまいます。
トスについては、トスはおでこの上で上げるということが基本的なやり方となっていますが、当然アゴが上がることにより捉える位置がおかしくなってしまい、安定したトスが上げられなくなります。
また、捉える位置が前になりすぎてしまい、ホールディングという反則を取られてしまう可能性もあります。
ブロックにおいてもアゴが上がることでネットと腕の間に隙間が生まれてしまい、ボールを吸い込んでしまう可能性が出てきます。
このようにアゴが上がることで多くのデメリットが発生することが分かって頂けるかと思います。
アゴを引いてスパイクやレシーブをしよう!
今回、スパイクを参考例としてアゴが上がることで沢山のデメリットが発生することを紹介しました。
繰り返しになりますが、『バレーボールは上目遣いで勝負するスポーツ』です。
全てのプレーにおいて、アゴを引くということは多大なメリットとなりますので、初心者の方やバレーボールを長く続けている方も意識して頂けたらと思います。
スパイクフォームの種類や強いスパイクの打ち方については下記をご覧ください。
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