こんにちは、夜桜です!
バレーボールが好きで続けている人の中には、自分の身長が低くて辛い想いをしている人も多いのではないでしょうか。
確かにバレーボールは身長高い人の方が有利なスポーツです。
ですが、身長が低くてもやり方や努力次第で身長の高い人より活躍することが可能です。
ここでは、下記内容をポイントに、バレーボールで身長が低い人でも活躍する為の方法を解説します。
・身長が低い人の方が得意なプレー
・身長が低いことによるデメリットをプラスにする
バレーボールの身長によるメリット・デメリット
まず身長の高さ、低さによるそれぞれのメリット、デメリットを考えましょう。
身長が高い人のメリットは下記の通りです。
・ジャンプ力が低くても高い打点でスパイクを打つことができる
・ブロックの完成が速い
次に、デメリットは下記の通りです。
・身長が高い分、腰の位置が高くなりレシーブが難しくなる
・身長が高くなればなるほど、動きが鈍くなる
簡単にまとめると、『身長が高い人はスパイク、ブロックの打点が高いが、レシーブが苦手な人が多くなる』ということが言えます。
では、身長が低い人のメリットについて下記に記載します。
・身長が低い分、腰の位置が下がり、レシーブがやりやすくなる
・身長が高い人に負けない為にどうするべきかを考えることができる
デメリットは下記の通りです。
・ジャンプ力が高くないとスパイクが打てなかったり、ブロックが低くなってしまう
・身長の高い人よりも常に高いジャンプ力を要求されるようになる為、試合終盤に疲れが溜まりやすい
簡単にまとめると、『身長が低い人はスパイク、ブロックの打点が低いが、レシーブが得意な人が多くなる』ということが言えます。
その為、リベロには身長が低い人が多いということですね。
ここまでを振り返ると、結局身長が低い人はリベロしかできないんじゃないか、という結論になってしまいます。
ですが安心してください。身長が低い人がアタッカーとして身長の高い人に勝つことは可能です。
メリットに記載しましたが、身長が低い人は身長が高い人に勝つためにどうするべきか常に考えることができることがとても重要です。
身長が高い人はあまり身長が低い人を意識しません、というより身長のメリット、デメリットを深く考えることがないのです。
その意識の差が、バレーボールにおいて上達の差が生まれるポイントとなります。
身長が低い人が抱える悩みはチャンス
上に記載した通り、身長が低い人は常に身長が高い人に勝つためのことを考えていると思います。
スポーツにおいて考えて練習するのと、何も考えずに練習するのとでは成長率が雲泥の差です。そして、負けたくないという気持ちが自分自身を成長させます。
その気持ちを持った上で、様々な技術を高めていくことが重要です。
身長が高い人より活躍する為にデメリットをプラスに変え、メリットをさらに伸ばしていきましょう!
下記内容に取り組んでみることをお勧めします。
ジャンプ力を上げて打点を上げる
やはりバレーボールは高さのスポーツでもある為、一定のジャンプ力は必要となります。ジャンプ力を上げるには当然筋トレも必要ですが、実は優先順位は一番低いです。
ジャンプ力を上げる為には正しいフォームと体の柔軟性、特に肩甲骨の柔らかさが重要となります。
何故重要なのかについては下記で解説していますのでご覧ください。
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身長が低い人はジャンプ力が高い人が多いですよね?そういう人達はフォームがとても綺麗な人が多いです。筋力だけによるジャンプ力ではなく、体全体の力をジャンプ力へ変換する為にフォームの改善と体の柔軟性を手に入れましょう。
ブロックアウトを取ろう
高さのある選手は高い打点からのスパイクでゴリ押ししてしまう人が多くなってしまいます。やはり手法は強力である為、指導者の多くは打点の高い選手にはそのような指導をしてしまう方が多いです。
しかし、これだけを磨き続けると大きなデメリットが生まれます。それは、相手ブロックが高くてブロックに捕まってしまう時、他に点を決める手段が無くなってしまいます。
身長が低くて打点の低さに悩んでいる人は、ジャンプ力を上がって打点が高くなるまでの間はブロックアウトを取る技術を磨くことで、実際に打点が上がった時に、高い打点からのスパイクでゴリ押しという武器とブロックアウトという2つの武器を使うことができるようになります。
1つしかない武器を持った選手と2つの武器を持った選手では相手にした時にどちらが嫌か、言うまでもありませんよね。
レシーブ力をさらに磨こう
最後に、身長が低い人のメリットであるレシーブ力をさらに磨きましょう。
バレーボールはボールを落とさなければ負けることはありません。身長が高く、高い打点から打ってくる選手のスパイクを拾うことで相手の精神を揺さぶることができますし、サーブレシーブが安定していれば様々な攻撃を行うことができます。
レシーブを磨くということは、『チーム全体の力を底上げする』ことに繋がります。
バレーボールはチーム競技です。そのことを忘れてしまうと試合で勝つことができなくなってしまうので、自分のレシーブでチームを救うという気持ちで取り組んでもらえたらと思います。
バレーボールは身長の高さではない
身長が低い人が高い人に負けないようにするために、メリット、デメリットから考え、実際に何をすれば良いのか解説しました。
今では男子でも170センチ前後、女子でも160センチ前後の選手がアタッカーとして沢山の人が春高等で活躍しています。
そういった人達の活躍を胸に、考え、そして努力することが大きな成長へと繋がります。
是非、身長が低いことをコンプレックスに思わないでバレーボールができるように頑張ってください!